●4市当選で市政転換 埼玉・戸田市議選 29日投票

埼玉県戸田市議選(定数26、立候補31人)は、大激戦のまま投票日を迎えます。日本共産党は、花井伸子(61)、本田哲(44)=以上現=、つちやえみこ(65)、むとう葉子(42)=以上新=の4候補全員当選で、安倍暴走政治にストップをかける市民と野党の共闘をさらに前進させるとともに、負担増を強いる市政を転換させようと全力をあげています。

共産党4候補は、戸田市が県内一の財政力を持ちながら、全県一高い介護保険料を市民に押しつけ、敬老祝い金削減や保育料引き上げなど負担増、市民サービス切り捨てを連続して行ってきたと批判。消費税増税や年金削減などの国の悪政から市民の暮らしを守るのが市政の役割だと強調し、「豊かな財政力を生かして市民の願いを実現します」と訴え、介護保険料の引き下げや認可保育園の増設、駅駐輪場料金引き下げ、埼京線の増便・終電延長、税金を使った議員の海外派遣中止などを公約に掲げています。

市民からは「介護保険料や駐輪場の値上げはひどい」「安倍政権はダメ」「共産党なら誰でも入れたい」など共産党の訴えへの共感や期待が寄せられています。保守的な立場の人が親せきを誘って共産党の個人演説会に参加するなど、これまでにない支援の広がりが生まれています。

自民・保守系や公明党は負担増推進の立場には触れずに、宣伝や訪問での支持獲得に懸命です。共産党と後援会は、一票を争う激戦を勝ち抜くために、宣伝や対話・支持拡大を最後までやり抜こうと奮闘しています。

(「しんぶん赤旗」1月28日付より)