●富士見市議選4氏勝利へ全力 財源生かし暮らし改善を 26日投票

19告示(26日投票) された埼玉県富士見市議選(定数21、立候補28人)で、日本共産党し川畑かつひろ(46)、寺田りょう(44)、小川たくみ(32)=以上現=木村くにのり(47)の4候補は第1声で、「暮らしと憲法を守る市政の実現へ全力で頑張ります」と訴えました。

4候補は、共産党が実施した市民アンケートに8割の人が「暮らしに不安がある」「生活が苦しい」と回答したと紹介し、「国の悪政のもとで市民の暮らしが厳しくなっており、それを改善するのが自治体の役割だ」と強調。

市の財政は毎年10億円以上の黒字だと指摘し、26億円もの財政調整基金も活用して、国市健康保険税の引き下げ、18歳までの医療費無料化、市民総合体育館の利用料値上げ中止などを実現すると訴えました。

塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員、前原かずえ県議が応援に駆けつけました。塩川氏は、「森友学園」問題など国会情勢を報告し「暴走する安倍政権に、きっぱりとノーの審判を下しましょう。市民の立場で、全力で頑張る共産党の4人の全員当選を」と呼びかました。

市議選は、共産党4人のほか、公明党4、日本維新の会1、諸派・無所属19の計28人が立候補し、7人はみ出しの多数激戦です。

保守系候補や公明党の陣営には多数の国会議員が応援に駆けつけましたが、国政についてはまったく語らず、市政についてもまともな政策を語りませんでした。

(「しんぶん赤旗」3月21日付より)