Q10 共産党が政権をとると、私有財産がなくなると聞いたんですが


共産党の綱領では「社会主義的変革の中心は、主要な生産手段の所有・管理・運営を社会の手に移す生産手段の社会化である。社会化の対象となるのは生産手段だけで、生活手段については、この社会の発展のあらゆる段階を通じて、私有財産が保障される」と書いています。
 
つまり、私たちが考える未来社会(社会主義・共産主義の社会)では、生産手段(工場・機械や事務所など)が資本家の手から社会の手に移ることで、国民が働けば働いただけ豊かになる社会です。
 
実は、「共産主義は私有財産を取り上げる」という誤解はマルクスの時代からあり、日本でも戦前戦後を通じて、日本共産党への悪口を言うためにくり返されてきました。「資本論」にも、変革によって社会化されるのは、生産手段だけで、生活手段を社会化する必要はないし、生活手段については、私有財産として生産者自身のものになる権利が保障されるとハッキリ書いています。
 
農民の土地についても綱領が「主要な」生産手段と書いていることに注目してください。家族労働で成り立つ農民の土地や、中小商工業者の商売に必要なものは、個人の財産として考えています。その営農や経営が頑張ったら頑張っただけ認められる泰になる社会こそ私たちがめざす未来社会です。