Q11 日本共産党は天皇制を認めたのは本当ですか


日本共産党の綱領は、いまの天皇制について、「党は、一人の個人が世襲で『国民統合』の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく」とハッキリ書いています。つまり、認めていません。そして将来は「国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ」つまり、天皇制の廃止を方針にしています。
 
しかし、現在、多くの国民はいまの天皇制を容認しています。しかも、天皇の制度の改革は、憲法を変えなければならない問題です。
 
憲法では、天皇は「国政に関する権能を有しない」(第四条)と規定されており、いまの憲法のもとでは、天皇制によって国民主権が侵されることはありません。そこで、自民党や民主党、アメリカや財界があげて日本の憲法を攻撃し、「戦争をしない日本」から「戦争をする日本」に変えようとしています。また、日本の憲法は恒久平和を追求するだけでなく、国民主権(国民が主人公ということ)、議会制民主主義、基本的人権、地方自治など大事な原則をもっています。これらの原則は、戦後一貫して自民党の政治ではないがしろにされ、制約の対象になってきました。
 
したがって、いま一番大事なことは憲法をしっかり守った政治を行うことです。天皇制についても、この立場で対応するというのが日本共産党の立場です。