Q21 埼玉の軍事基地はどうなっているんですか


日本共産党北関東ブロック事務所のまとめでは、埼玉の基地は次の通りです。
 
*陸上自衛隊・朝霞駐屯地(朝霞市)=陸上自衛隊のシンクタンクととよばれる陸自研究本部が置かれています。「研究本部教訓センター」では、①イラク「人道」支援教訓業務、②日米共同演習等の教訓収集を業務としています。日米共同で市街戦をたたかう作戦・戦術の研究です。米軍を参考にした「屋内式射撃場」は市街地での戦闘を想定して建設が計画されています。
 
また、将来は座間に移転するという中央即応集団司令部の配置を自衛隊は考えています。この中央即応集団司令部は、米軍が座間に配置しようとしている米陸軍前方運用司令部とともに自衛隊を指揮する任務をもっていることは明らかです。米第一軍団司令部こそ、司令部そのものが世界中の前線に展開するとともに、陸海空・海兵隊の統合任務部隊を指揮する役割を担うものです。活動範囲を「極東の範囲」としている日米安保条約の枠組みをはるかに超える危険きわまりないものです。
 
*航空自衛隊・入間基地(狭山市)=地域住民は騒音に悩まされています。1999年11月には、入間基地所属のT33型ジェット練習機が住宅密集地に隣接する入間川河川敷に墜落しました。東京電力の高圧送電線を切断し、東京・埼玉の約80万世帯で停電となりましたが、住民は重大な危険と日々隣り合わせています。日米共同使用がすすみ、管制室やオペレーションセンターなど、米軍に提供されている施設があり、情報を共有し作戦と運用の一体化を進めています。
 
*米軍大和田・所沢通信基地(新座市、所沢市)=新座市にある大和田基地は受信、所沢基地は送信を任務にしています。横田基地にある短波通信基地と3基地で一つの構成になっています。所沢通信基地は最近の調査で米軍の核部隊などへの緊急行動メッセージを伝える通信機能を担っていることが明らかになっています。
 
*陸上自衛隊・大井通信所(ふじみ野市)=通信傍受が主な任務とされていますが、自衛隊は任務の説明は一貫して拒否しています。
 
*この他、県内には、化学学校と市ヶ谷から移ってきた第32普通科連隊がある陸上自衛隊大宮駐屯地と航空自衛隊熊谷基地があります。ここには、第4術科学校、第2教育群、生徒隊、第1移動通信隊等、計6つの部隊が所在しています。