Q7 共産党はみんな熱心だし、言っていることも「なるほど」と思うのに、なぜ選挙で勝てないの


ご心配いただき、本当にありがとうございます。「どうしたら勝てるか」「勝ちたい」ということが、いま私たちにとっても最大の関心事です。
 
地方選挙では、大合併があったり、大幅な定数削減をやられるなどして厳しい選挙がつづいていますが、議員総定数にしめる日本共産党の議員数は、党議員総数でピークだった2000年の7.11%から現在は7.29%に比重を高めています。埼玉でも昨年1年間たたかわれた9自治体の選挙で、4年前と比較して議席占有率を15.35%から17.31%に前進しています。したがって、この分野では時には失敗もありますが全体としては着実に前進しています。
 
問題は国政選挙です。昨年の参議院選挙では善戦健闘したといわれましたが議席を増やすことはできませんでした。2000年の総選挙以来、4回の国政選挙をたたかいましたが、後退し、前進できないできています。
 
結論からいいますと、政府や財界、アメリカなど総がかりでの「共産党封じ込め」の体制を私たちが打ち破れない、打ち破る力をまだもっっていないと分析しています。そしていろいろ工夫や努力が必要だと思いますが、何よりも「選挙に勝てる強い党になろう。大きな党になろう」と全力をつくしています。
 
「共産党封じ込め」体制には歴史があります。1970年代には「自由社会を守れ」、つまり日本共産党を自由抑圧と暴力・独裁の政党と描き出す一大キャンペーンがおこなわれ、その時には、戦前の弾圧を逆にえがいて日本共産党の代表を殺人者よばわりまでしました。80年代には「社公合意」ができて、日本共産党の排除が合意され、その後、長い間「日本共産党をのぞく」という言葉が新聞やテレビから報じられない日がないと言っていい時期がつづきました。90年代に入って「オール与党体制」が危機にひんすると、今度は小選挙区制が導入され、「2大政党制」づくりの一大キャンペーンがおこなわれ、マスコミなど日本共産党についてはまともに扱わないようになりました。
 
でもこの間に、それに負けずに必死で努力してきたところですが、その努力のかいがあり、何回か大きな勝利を勝ち取っていますが、それは、相手側の矛盾が国民誰の目にも明らかになった時でもありました。  この間、小泉「構造改革」が、民主党も含めて政界、財界・大企業、アメリカ筋、そしてスコミあげてもちあげられて、選挙では自民党の勝利がつづいています。しかし、最近では「構造改革がほんとうにいいのか、大丈夫なのか」という疑問も広がりはじめています。国民をだます政治がながながつづきするわけがありません。
 
しかし、相手のミスで日本共産党が前進するのではなく、どんな情勢でも正論と努力が選挙の結果にでるような政党にならなければならないと思っています。それには何よりも国民・有権者の一人ひとりと話し合えるような大きな党、国民の中にしっかり根を張った党になる必要があると考えて、そのために努力しています。
 
どうか、貴方が、「しんぶん赤旗」読者になり、日本共産党に入党し、そういう活動をする一員になっていただけますよう心からよびかけます。
 
なお、この問題では、1月14日の第24回党大会で不破前議長が発言し、解明しています。ぜひ日本共産党中央委員会のホームページでご覧になってください。もっと詳しくは、新潮社からでている「私の戦後60年・・・日本共産党議長の証言」(不破哲三著)をおすすめします。