9条こそ人類の進む道 女性が「レッドアクション」 さいたま

 

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「戦争する国、絶対反対」とパレードする参加者。前列2人目に金子さん。左端は梅村議員=10日、さいたま市

「運動を盛んにしよう」

梅村議員参加

さいたま市浦和区の県民健康センターで10日、安保法制(戦争法)廃止を考える第13回「戦争ゆるさないレッドアクションinさいたま」の学習会が開かれ、125人が参加しました。

立正大学名誉教授の金子勝さんが講演。安倍政権の狙いは、日本を日米安保体制に基づいて海外で戦争する国にすることだと指摘し、その障害となる憲法の改悪を狙っていると述べました。日本国憲法について、構成要素のすべてが戦争を拒否している「平和の団塊」と表現し、21世紀に人類が進む道はその憲法の実践にあると語りました。

狭山市から参加した女性(61)は「とにかく憲法9条が大変な事態だと思って、やって来ました。きょうも(改憲団体の)日本会議が川越市の駅前でビラ配りや署名をしていて、負けられないと思いました。私たちも運動を盛んにし、身近な人から語っていかなければ」と話しました。

集会後、参加者はJR浦和駅前までパレードし、「戦争する国、絶対反対」「市民の力で政治を変えよう」と唱和しました。日本共産党の梅村さえこ衆院議員が参加しました。

(2016年9月11日付「しんぶん赤旗」より)