共闘発展めざし学習とパレード さいたま市

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「安保法制今すぐ廃止」と声をあげてパレードする参加者=11日、さいたま市

「戦争をゆるさない女性レッドアクションin埼玉」は11日、安倍政権が狙う改憲を市民の力で打ち返し、市民と野党の共闘を発展させようと、さいたま市で上智大学の中野晃一教授を招き学習会を開きました。約170人が参加し、学習会後、市内をパレードしました。

中野氏は、自民党は衆院選で、小選挙区制のもとで得票数を減らしても多数の議席を占めており、立憲主義の回復や非民主的な選挙制度を変えるためにも、野党共闘が必要だと指摘。「『このままでは次の世代に今の日本をまかせられない』と集まったみなさんが、その思いを1人でも多くの人に伝えて輪を広げ、『2016年ぐらいまでが最悪で、その次ぐらいから少しずつ良くなってきたな』と言えるように頑張りましょう」と呼びかけました。

パレードでは、参加者が「安保法制今すぐ廃止」「衆院選でも野党は共闘」と声をあげて歩くと、沿道から一緒に声をあげる人がいました。

狭山市から参加した女性(59)は「やっぱり戦争は反対。自衛隊が南スーダンに派遣されたら戦闘にならない保証なんてない。この動きを止めたくて参加しました」と話しました。

(「しんぶん赤旗」11月16日付より)