【朝霞市】「働く人をモノ扱いする社会に未来はない」 市田書記局長が訴え

声援に応える(左から)桜井はる子、長沼ちね、市田忠義、塩川てつや、あやべ澄子=7月27日、朝霞市

声援に応える(左から)、桜井はる子、長沼ちね、市田忠義、塩川てつや、あやべ澄子=7月27日、朝霞市

 
日本共産党の市田忠義書記局長は、7月27日夕方、JR北朝霞駅前で演説しました。
改札を出た帰宅途中の会社員や学生ら多くの人が宣伝カーの方を振り向いて足を止めるなど800人が駅前ロータリー集まり、聴衆の輪が大きく膨れ上がりました。
 
「日本共産党の躍進で、自公政治を退場に追い込み、『国民が主人公』の新しい政治をいっしょに実現させよう」と強調した市田氏は、①ルールある経済社会、②自主・自立の平和外交――という「2つの旗印」を紹介しました。
雇用の問題について、市田氏は、テレビ番組で、労働者派遣法の抜本的改正で正規雇用を当たり前にしようという主張に対し、ある経済評論家が「そんなことをしたら企業がつぶれる」と発言したことを批判。「働く人を踏みつけにして、もの扱いして、使い捨てにするような社会に未来はない。働く人を大切にしてこそ、くらしも良くなり、国民の購買力も高まり、企業も社会もまともに発展する」と訴えると、「そうだー」の声と拍手が一斉にわき起こりました。
市田氏は「労働時間の上限を法律で制限し労働時間を短縮する、最低賃金時給1,000円以上にするなど人間らしく働ける労働のルールをつくろう」と呼びかけました。
 
街頭演説には塩川てつや、あやべ澄子、桜井はる子の各比例候補、長沼ちね7区候補も参加し、党への支持を訴えました。