地域活性化 賃上げで 春闘共闘が集会・デモ

国民春闘埼玉県共闘会議と埼玉県労働組合連合会(埼労連)、県民大運動実行委員会は26日、さいたま市の県庁前で、春闘勝利、国民要求実現を訴える集会を開き、約150人が参加しました。

賃上げや社会保障充実を訴えてデモ行進する参加者=2014年2月26日、さいたま市

賃上げや社会保障充実を訴えてデモ行進する参加者=2014年2月26日、さいたま市

埼労連の畔上勝彦副議長は、県の臨時職員や公共工事労働者の低賃金の実態をあげ、是正を求めていくと協調。安倍政権のもとで国民の生活はいっそう苦しくなっていると述べ「春闘で国民、労働者が団結してたたかっていこう」と語りました。安倍政権が狙う「戦争する国づくり」を批判し、平和と民主主義の問題でもたたかおうと呼びかけました。

全日本年金者組合県本部の斎藤健委員長が年金引き下げ反対や社会保障の充実を、県地方公務員労働組合共闘会議の小野知二事務局次長が教職員や県職員の多忙化解消、賃金改善をそれぞれ訴えました。

集会後、参加者は浦和駅までデモ行進して「賃上げで地域経済活性化を」「ブラック企業をなくせ」「憲法を暮らし、雇用、平和に生かせ」などと唱和しました。

同日、県内各地でも春闘集会が開かれました。(赤旗2014年2月27日付より)