安倍政権批判に手応え 埼玉県議補選 当選のおくだ氏が決意

柳下(右)、村岡(左)両県議とがっちり握手する奥田氏(中央)=2014年3月3日、県議会

柳下(右)、村岡(左)両県議とがっちり握手する奥田氏(中央)=2014年3月3日、県議会

2日投票の埼玉県議補選南2区(川口市)で当選を果たした日本共産党の奥田智子新県議は3日、さっそく県議会本会議に出席しました。柳下礼子、村岡正嗣両県議とがっちり握手し、議会に臨む決意を語りました。

 

奥田県議は「有権者の反応に手応えを感じ、楽しい選挙だった」と振り返りました。

「駅での宣伝でも『頑張って』『握手させて』と激励されたり、宣伝カーを待って手を振ってくれる人がいたり、これまでにない反応でした。その中で一番に感じたのは安倍政権への批判です。『今の政治を何とかしてほしい』という声がとにかくすごかった」

1児の母として子育て支援の充実を訴える奥田氏を、子育て中の親たちが等身大の候補者として見てくれたといいます。

「(旧鳩ケ谷)市議時代も子育てや教育、環境などに取り組んできましたが、県政でも期待に応えられるよう頑張ります」

 

柳下県議団長は「安倍政権が消費税増税やTPP、原発推進と暴走する中で、県民・市民の怒りの審判が下った結果です。来年のいっせい地方選挙でも勝利し、8議席以上を目指します」と述べました。

同じ選挙区選出の村岡県議は「党県議団はこれまでも悪政と対決し、具体的提案で県民要求を実現してきました。奥田さんが加わり3議席になったことによる力は計り知れません」と語りました。

奥田県議は、環境農林常任委員会、少子・高齢福祉社会対策特別委員会への所属が決まり、11日の常任委員会、14日の特別委員会での審議に臨みます。(赤旗2014年3月4日付より)