安倍暴走から住民守る 後半戦 共産党市議候補が奮闘

国保税負担増や「戦争する国」ノー 埼玉・川口

「『戦争許さない』の願いを託してください」と訴える平川候補=2015年4月16日、川口市

「『戦争許さない』の願いを託してください」と訴える平川候補=2015年4月16日、川口市

埼玉県川口市議選(定数42、鳩ヶ谷市合併後から3減)で日本共産党は、板橋ひろみ、松本さちえ、今井はつえ、矢野ゆき子、金子ゆきひろ=以上現=、井上かおる、平川みちや=以上新=の7候補の全員当選で、現有6からの1議席増を必ず勝ち取ろうと全力をあげています。

選挙戦は、自民党20、民主党3、公明党10、維新の党2、日本を元気にする会1(いずれも推薦含む)など、56人が立候補を表明し、14人はみ出しの大激戦の見込みです。

金子信男市議団長の議席を何としても引き継ごうと奮闘する平川候補は16日、同市弥平、江戸、赤井地域で街頭演説しました。

現市政と共産党以外の「オール与党」が国民健康保険税や介護保険料を引き上げ、市民に負担を押しつけてきたことを批判。「戦争立法」など安倍政権の暴走に対し、「『戦争を許さない』『住民の負担増を許さない』の願いを私に託してください」と訴えました。

対話のなかで、安倍政権とともに「戦争立法」を進める公明党への批判が寄せられ、「今度は共産党に入れます」と言う人もいます。

共産党と後援会は、党市議団の中学卒業までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置などの実績や、財源も示して国保税・介護保険料の負担軽減や18歳までの医療費無料化などの政策を訴えています。

(しんぶん赤旗2015年4月17日付より)