埼玉・上尾市議選29日告示 2増へ5候補勝利に全力

(左から)平田みち子、かすや珠紀、新藤たか子、池田たつお、秋山もえの5候補

(左から)平田みち子、かすや珠紀、新藤たか子、池田たつお、秋山もえの5候補

埼玉県上尾市議選(定数30)は29日告示・12月6日投票で行われます。日本共産党は、かすや珠紀(41)、秋山もえ(39)、平田みち子(59)=以上現=、新藤たか子(60)、池田たつお(68)=以上新=の5候補の勝利で2議席増をめざします。定数を数人はみ出す少数激戦が見込まれています。

共産党市議団が実施した市民アンケートには800通を超える回答があり、8割が暮らしが「悪くなった」と答え、「国民健康保険税・介護保険料の引き下げ」が最も多い要望になっています。

島村穰市長は、この4年間、国保税や介護保険料、下水道料金、学校給食費などを値上げし、敬老祝い金の削減、30人学級の廃止などを強行。市民に負担増、サービス削減を押しつけました。一方で、市の貯金を41億円(2014年度)もため込んでいます。この冷たい市政に手を貸しているのが自民系保守、公明党、民主党などの市議です。

共産党市議団は、負担増、福祉・教育切り捨ての市政と真正面から対決し、要求実現に奮闘。13年には水道料金値上げ計画に市民と一緒に反対運動を起こし、1万人を超える署名を集め、14年度、逆に料金の値下げを実現しました。

共産党は5人の議員団が実現すれば四つの市議会常任委員会すべてに委員を置くことができ、市民要求を前進させる大きな力になると強調。「市議選の勝利で『戦争法廃止、平和を守れ』の声を示そう。暮らし・福祉優先の市政を実現しよう」と訴え、国保税や介護保険料・利用料、保育料の引き下げ、循環バス「ぐるっとくん」の拡充、図書館本館の移転計画の見直しなどの政策を語り、全員勝利へ奮闘しています。

(しんぶん赤旗2015年11月24日付より)