介護保険料で負担増 さいたま市議会 予算案など可決/守谷・加川両議員が討論

さいたま市議会2月定例会は6日、93件の市長提出議案を可決・同意して閉会しました。日本共産党は、2015年度一般会計予算案、介護保険料を引き上げる条例案、市長などの期末手当引き上げる条例案など20件に反対しました。

新年度予算について、守谷千津子市議が討論に立ち、すでに市民に負担増、社会保障切り捨てを押しつけながら、さらに介護保険料を引き上げようとしていると批判。一方で、「2都心4副都心」計画に165億円など、大型開発に多額の税金を投入していると指摘し、「不要不急の大型開発への税金投入を見直し、市民負担の軽減や高齢者福祉、子育て支援、教育条件整備などに予算の使い方を根本的に転換すべきだ」と求めました。

条例案に対する討論に加川義光市議が立ち、介護保険料を引き上げる条例案について、高齢者の生活が年金や社会保障の削減によって厳しい状況になっているなかでの保険料引き上げを批判し「国の調整交付金の未交付部分の負担増を被保険者に押しつけるべきではない。20億円程度を市が負担すれば引き上げの必要はない」と主張しました。

大宮区の三橋公民館で起きた9条俳句掲載拒否問題で、掲載拒否撤回を求める2件の請願は、共産党以外の賛成で継続審査とされました。市議会の改選に伴い、2件の請願は事実上廃案になりました。(赤旗2015年3月7日付より)

【さいたま市】九条俳句の不掲載撤回を/さいたま市教委に東京・渋谷の句会が要請

市の担当者に要請する「はたがや句会」の人たち=2014年10月28日、さいたま市役所

市の担当者に要請する「はたがや句会」の人たち=2014年10月28日、さいたま市役所

さいたま市大宮区の三橋公民館で起きた俳句不掲載問題で、東京都渋谷区の幡ヶ谷地域で活動する「はたがや句会」の会員6人が28日、さいたま市教育委員会を訪ね、大谷幸男委員長あてに不掲載の撤回を求める要請書を提出しました。

 

「自由な創作 困難に」

要請書は、公民館が「三橋俳句会」会員の俳句「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の「公民館だより」への掲載を拒否したことについて、「同様な俳句会を開催している私たちにとって到底容認することができない」として、不掲載の撤回と、市教委と公民館が日本国憲法を尊重し、学習・教育を徹底することを求めています。

応対した市の担当者は「表現の自由の侵害や検閲をするつもりはない」と述べましたが、掲載をしない立場は崩しませんでした。

これに対し、はたがや句会の中西櫂(かい)代表は「こういうことがやられると他の公民館でも活動がしにくくなるし、作者も萎縮してしまう。自由な創作活動ができなくなるのが一番良くない」と述べ、重ねて不掲載の撤回を求めました。

日本共産党の苫孝二渋谷区議、加川義光さいたま市議が同行しました。(赤旗2014年10月29日付より)

【さいたま市】9条俳句拒否を“支持” 自民市議に批判の声

さいたま市大宮区の三橋公民館で起きた9条俳句掲載拒否問題をめぐって、さいたま市議会で自民党議員が不掲載を支持する質疑を行い、市民から批判の声が上がっています。

1日に開かれた市議会決算・行政評価特別委員会で、自民党の帆足和之委員は、同館俳句サークル会員が詠んだ「梅雨空に『9条守れ』の女性デモ」の句について「文芸を利用した一種の政治的なプロパガンダ(宣伝行為)になった可能性がある」と攻撃しました。

その上で、「文芸に値しない作品と感じる」「『9条守れ』という俳句が掲載されたときに連想するのはどの政党か」などと述べ、「世論を二分する問題をテーマにした作品は掲載できない」として、「公民館だより」への不掲載を決めた公民館と教育委員会の対応は「適切だった」と支持しました。

これに対し、日本共産党の加川義光委員はその後の質問で、公民館職員など公務員は率先して憲法を守る義務があり、現憲法下で「9条守れ」というのは当然だと指摘し「特定の政党だけで守るということではない」と反論。「俳句という文芸作品に対して掲載拒否という強硬な手段は、戦前の検閲と言論統制を思い起こさせる」と市の対応を批判し、不掲載の撤回して「公民館だより」へ俳句を掲載するよう求めました。

三橋地域住民有志として市に抗議などもしている、来栖イネ子さん(72)は「『文芸に値しない』なんて本当にひどい。めちゃくちゃなことを言っているし、『戦争する国づくり』を進める自民党の本質が表れていると思った」と話しています。(赤旗2014年10月16日付より)

【さいたま市】九条俳句拒否 市に抗議/“検閲 表現の自由制限”

さいたま市大宮区の三橋公民館が「9条守れ」と訴えるデモを詠んだ、同館俳句サークル会員の俳句を「公民館だより」に掲載しなかった問題で、市民団体の人たちが15日、稲葉康久市教育長あてに抗議の申し入れを行いました。

申し入れたのは同区三橋地域住民有志の会、さいたま市革新懇、埼玉県平和委員会など7団体の人たち。日本共産党の山崎章、加川義光、守谷千津子の各市議が同席しました。

参加者は「市民の『学ぶ権利』を奪うものだ」「中立的な装いをしながら、実際には検閲によって表現の自由を制限している」と抗議し、俳句作者への謝罪と次号「公民館だより」への掲載、今後このような言論・表現の制限を行わないよう求めました。

三橋地域住民有志の会の女性(71)は「市や公民館は『一方の意見だけ載せるわけにはいかない』と言うけれど、俳句は意見ではなく『文芸作品』。俳句サークル全体で載せてほしいと決めた作品を載せなかったことに怒りを感じる」と訴えました。

応対した森田敏男生涯学習部長らは、公民館報に作品などを掲載する基準がないため、世論の分かれる内容の広告を掲載しないとことを定めた市広告掲載基準を準用して判断したと説明。現在、新たな基準を作っていることを明らかにし「今後の方針は検討中だ」と述べました。(赤旗2014年7月16日付より)

【さいたま市】公民館だより、9条俳句掲載拒否 党市議団が抗議

さいたま市大宮区の三橋公民館が、「憲法9条を守れ」と訴えるデモ行進の様子を詠んだ俳句を「公民館だより」に掲載しなかった問題で、日本共産党市議団は8日、稲葉康久教育長に対して抗議しました。

問題は4日付の新聞報道で発覚し、公民館の俳句教室の会員同士が選んだ俳句を紹介する公民館だよりのコーナーに、館の判断で同句を掲載しなかったというものです。

申し入れには山崎章、加川義光、守谷千津子、久保美樹の各市議が参加し「憲法が保障する表現の自由を侵害するもので厳重に抗議する」として、作者への謝罪と次号「だより」への掲載と、憲法順守の立場から市民の自由な表現活動を縛らないよう改善策を講じることを求めました。

森田敏男生涯学習部長が応対し、「検討する」と答えました。

党市議団は、この問題で4日にも口頭で抗議しています。(赤旗2014年7月9日付より)

【さいたま市】市議会質問で大宮西高校存続を求める 共産党・加川氏

さいたま市議会で16日、日本共産党の加川義光市議が一般質問で市立大宮西高校の存続を求めました。

加川氏は、市教育委員会が2017年度から同校の新入生募集を停止し、19年度から中高一貫の「中等教育学校」に改変すると発表したことについて、当事者を含めた十分な議論もなく、市が一方的に改変を決めたことを批判。その上で、募集停止した年度の生徒が以後5年間空白となり、全学年そろっての部活動や学校行事ができなくなることから、「これは実質廃校だ」と指摘しました。

多くの生徒や保護者、卒業生から「伝統が途絶える」と署名や要望が出されるなど反対の声が上がっていることを紹介し「生徒たちの願いを尊重し、募集停止をやめて空白期間をつくらないようにするべきだ」と迫りました。

答弁に立った上亟啓介副教育長は「生徒募集停止についての生徒や保護者の思いは承っている。その上で、開校にむけた取り組みを進めている」と述べました。

加川氏は「全国の公立中等教育学校で、進級の生徒を完全に切り離した形で5年間も空白をつくる前例はない」と指摘し、重ねて生徒募集の継続を求めました。(赤旗2014年6月17日付より)