埼玉 12町18氏立候補 伊奈・寄居議席増必ず

埼玉県で日本共産党は、伊奈町(定数16、立候補19人、うち共産党3人)、三芳町(定数15、立候補17人、うち共産党3人)、寄居町(定数16、立候補20人、うち共産党2人)など12町で18人が立候補しました。このうち吉見町、鳩山町、神川町、横瀬町で無投票になり、5人が当選しました。

多くが2~3人はみ出しの少数激戦で、共産、公明、保守系無所属による接戦です。公明党が「不安ばかりあおる政党がいる」と共産党攻撃の演説をするなどせめぎ合いになっています。

現有2から3議席をめざす伊奈町議選は、大沢じゅん、水上くにお=以上現=、五味まさみ=新=の3氏が立候補しました。

五味候補は、おくだ智子参院比例候補の応援を受けて第一声。町民の要求実現に粘り強く取り組んできた共産党町議団の値打ちを語り、学校トイレの改善や地域鉄道ニューシャトルの運賃値下げなど、町民の願いを実現するため共産党を大きくしてほしいと訴えました。

4人はみ出しの寄居町議選は、たもがみ節子=現=、大沢ひろし=新=両候補が現有1から2議席に挑戦します。

大沢候補は、第一声で「戦争する国づくり」を進める安倍暴走政治に断固反対すると強調。町議会で共産党が2議席になれば、議案提案権を獲得できると述べ「みなさんの切実な願いをまっすぐに届け実現するために全力を尽くします」と訴えました。伊藤岳参院埼玉選挙区候補が応援に駆けつけました。

(しんぶん赤旗2015年4月22日付より)

【ふじみ野市】基金活用で福祉守る 1議席増を

埼玉県ふじみ野市議選(定数21)で、日本共産党は、つかこし洋一、新井光男、足立しづ子、伊藤はつみ=以上現=、床井よしのり=新=の5候補の全員当選で、現有4から1議席増へ全力をあげています。

選挙戦は共産党のほかに、自民推薦1、民主1、公明4、無所属12の計23人が立候補し、2人はみ出しの少数激戦です。

5候補は、高畑博市政と共産党以外の「オール与党」が市民の声を無視して公立保育所の廃止や国民健康保険税の引き上げなどを強行し、福祉を切り捨ててきたことを批判。ため込んだ86億円もの基金などを活用し「暮らしや福祉を守る市政へ前進させましょう」と訴えています。

(しんぶん赤旗2015年4月21日付より)