【草加市】田中市長再選

2期目に向けて意気込みを語る田中氏=2014年10月26日、草加市

2期目に向けて意気込みを語る田中氏=2014年10月26日、草加市

埼玉県草加市長選(26日投開票)で再選した田中和明氏(65)=無所属現、日本共産党支持、自民・公明・民主・社民推薦=は「住み続けたいと思えるまちづくりを進める」と抱負を語りました。

市長選は、暴力団との癒着などが批判され、前回敗れた木下博信氏(49)=諸派・元=と田中氏との再度の一騎打ちになりましたが、約1万8000票の大差をつけて田中氏が勝利しました。

当選後、田中氏は「市民に意見をいただきながら事業を一つずつ進めてきた。4年前(の木下市政)に戻してはならないと選挙をたたかった」と語りました。2期目に向けて「子育て世代や高齢者が、いつまでも住み続けたいと思えるまちにしていく」と述べ、教育環境の整備や健康づくり施策の推進、防災対策などに力を入れると語りました。

共産党の平野厚子市議団長は「前市政の復活を許さないという一点共闘が実現した市長選でした。田中市長の勝利は市民の良識の勝利」と話しました。(赤旗2014年10月28日付より)

草加市長選あす投票 田中市長候補再選へ全力

田中かずあき市長候補

田中かずあき市長候補

現・元の一騎打ちとなった埼玉県草加市長選は26日投票です。日本共産党は、田中かずあき候補(65)=無所属現、自民・公明・民主・社民推薦=を支持し、再選に向け全力をあげています。

田中氏が掲げるのは「フェアで市民のためのまごころ市政」です。前市長による、暴力団との癒着や市民への負担増という「ブラック市政」の復活を阻止するため、再び、党派を超えた市民の支援を呼びかけています。

田中氏は、中学卒業までの医療費無料化や全小中学校へのエアコン設置、認可保育所の増設などの実績を語りながら、市民が安心して暮らせるまちづくりや市民と協働した地域活性化を訴えています。

木下博信候補(49)=諸派・元=の陣営は、一部の市議候補らと反共攻撃をしています。

共産党は「民主主義と相いれない攻撃をする人物に市政を渡せない」と、党市議5候補の勝利とあわせて、田中氏勝利に奮闘しています。(赤旗2014年10月25日付より)

まごころ草加さらに 田中市長候補が第一声

田中かずあき市長候補

田中かずあき市長候補

19日に告示(26日投票)された埼玉県草加市長選で、田中かずあき候補(65)=無所属現、日本共産党支持、自民・公明・民主・社民各党推薦=は出陣式で「フェアで市民のためのまごころ市政」の継続・発展を掲げました。一方、木下博信候補(49)=諸派・元=の出陣式は、4年前の市長選で市民の審判が下されたことへのまともな反省なしに反共攻撃に終始しました。

木下氏は市長時代、暴力団との癒着や収賄で有罪判決を受けた元助役の副市長への復帰を画策するなどの「ブラック市政」が批判され、前回選挙で田中氏に敗れました。

しかし、第一声で木下氏は「反省」を口にしたものの批判に対して具体的には応えず、「ブラックと宣伝されているが誹謗(ひぼう)中傷だ」と支援者に語らせて無反省ぶりをあらわにしました。一方で「田中市政はオール与党のお手盛り」「共産党に踊らされている」などの反共攻撃や「財政垂れ流しで破たんする」などのデマ宣伝を振りまきました。

田中氏の出陣式には党派を超えて市民が集まり、歴代市長や共産党も含めた市議選候補らが参加しました。今井宏元市長、各党相乗りとの木下陣営の攻撃に対し「原因をつくったのは木下さんのダーティーな市政だ」と指摘。共産党東部南地区委員会の丹保純一副委員長は、中学卒業までの医療費無料化や公契約条例制定など田中市長が市民の立場で実現した多くの施策をあげ、「ブラックな前市政を当たり前の市政に変えようと党派を超えて取り組んできた。『共産党が支持しているからだめ』という攻撃は民主主義にそぐわない」と反撃しました。(赤旗2014年10月21日付より)

埼玉・草加市長選 再選むけ田中氏

埼玉県草加市長選が19日告示(26日投票)され、日本共産党が支持する現職の田中かずあき氏(65)=無所属、自民党・公明党・民主党・社民党推薦=が立候補しました。前市長の木下博信氏=諸派=との一騎打ちです。

田中氏は、「フェアで市民のためのまごころ市政」の継続を訴え、バリアフリーなど駅前の整備促進、教育環境の充実などを掲げました。(赤旗2014年10月20日付より)

草加市長選・市議選 市民主役の市政前へ/田中市長と党5市議候補全員当選へ共産党全力

田中市長(右端)に国保税引き下げなどの市民要求を届ける(左から)平野、後藤、藤家、斉藤、佐藤の各候補=2014年10月6日、草加市

田中市長(右端)に国保税引き下げなどの市民要求を届ける(左から)平野、後藤、藤家、斉藤、佐藤の各候補=2014年10月6日、草加市

来年のいっせい地方選挙の前哨戦となる埼玉県草加市議選・市長選が19日告示・26日投票で行われます。日本共産党は市議選で5候補全員当選、市長選で田中かずあき氏の再選を勝ち取り、市民がつくり出した市民が主人公の市政の流れを前進させようと全力をあげています。

 

前市長と対決

市長選は、2期目をめざす田中氏(65)=共産支持、自民・公明・民主・社民推薦=と前市長の木下博信氏(49)との一騎打ちが見込まれています。

木下氏は、市長当時、公共工事をめぐって恐喝事件を起こした暴力団との親密な関係が発覚。2010年には、収賄罪で有罪判決を受けた元助役を副市長に復職させようと画策し、市議会から2度の不信任決議を受け、失職。同年の市長選で田中氏に敗れました。また、国民健康保険税や保育料を大幅に引き上げるなど、市民に冷たい市政を行ってきた人物です。

木下氏の陣営は「共産党が応援する市長に任せられない」「田中市長は何もしていない」などのデマを広めて田中氏の追い落としを狙っています。

田中氏を推薦する「草加・市民の市長をつくる会」(労組や民主団体、共産党などで構成)は、デマ攻撃をはね返そうと宣伝、対話に全力。田中市長が実現してきた、中学卒業までの医療費無料化や全小中学校へのエアコン設置などの数々の実績を示し、「フェアでまごころのある田中市政を前進させよう」と訴えています。

 

現有議席必ず

市議選(定数28、2減)で共産党は、平野あつ子(54)、斉藤ゆうじ(36)、佐藤のりかず(29)=以上現=、後藤かえ(36)、藤家あきら(27)=以上新=の5候補が現有議席確保をめざします。

5候補は、日本を海外で戦争する国づくりや消費税10%増税など安倍政権の暴走政治ノーを訴えるとともに、「共産党が全員当選してこそ、市民が主人公の市政の流れをさらに前に進めることができる」と強調。木下前市政と正面から対決し、田中市政の下で市民の運動と結んで県内初の公契約条例を実現するなどしてきた共産党市議団の実績と役割を語り、公約として、国保税1世帯1万円引き下げや、認可保育所のさらなる増設、給付型奨学金制度創設などを掲げて支持を訴えています。(赤旗2014年10月15日付より)