統一地方選挙の結果について

4月24日 日本共産党埼玉県委員会

 

前半戦の結果…県議選で1議席増の6議席獲得、さいたま市議選では1議席減の7議席確保

 

4月7日に投開票された統一地方選挙前半戦(県・政令市)で、日本共産党は25名の候補者を擁立し現有議席の確保と議席増をめざしてたたかいました。

 

埼玉県議選は14名の候補を擁立し「現有5議席を絶対確保し、議案提案権を確保できる8議席以上」を目指しました。南13区(上尾市・伊奈町)と西7区(川越市)でそれぞれ12年ぶりの議席を獲得しましたが、東8区(越谷市)で現有議席を失い、全体では5議席から6議席へと前進させることが出来ました。

 

さいたま市議選は11名の候補を擁立し「空白克服と見沼区の複数議席獲得」を目指しました。空白克服に挑戦した西区・大宮区は議席に届かず、複数議席をめざした見沼区で引き続き1議席を確保しましたが、岩槻区では現職が議席を失うことになり、全体では8議席から7議席へと後退させる結果となりました。

 

後半戦の結果…改選時比で2議席増、前回比1議席増の76議席獲得

 

4月21日投開票の統一地方選挙後半戦(一般市・町)は、20市12町でたたかわれ、日本共産党は80名の候補者を擁立し、76名の当選を果たすことができました。

所沢市、越谷市、熊谷市、幸手市、白岡市で議席増を果たし、前回当選したものの現職議員の死去により空白となっていた美里町で議席を獲得することができました。議席増に挑戦した狭山市では「くじ引き」で惜敗し、川口市では共倒れとなり、長瀞町では新たな空白をつくりましたが、全県で改選時比2議席増、前回比1議席増という結果となりました。

 

「いのち・くらし」守る政治へ、全力を尽くします

 

日本共産党はこの選挙で、住民のみなさんのくらし・福祉の切実な願い実現とともに、「消費税10%増税ストップ」「高すぎる国保税の引き下げ」「9条改憲を許さず平和を守る」などの政策をかかげ、党議員の実績・値打ちを語り、広い人々の共感と支持を得ることができました。前回選挙は日本共産党躍進の流れのなかで得た議席であり、これを維持することは容易なたたかいではありませんでしたが、つづく参院選挙への土台を築くことができたと考えます。

公約実現のたたかいをすすめるとともに、参院選挙での梅村さえこ比例予定候補の勝利、定数増となった埼玉選挙区での伊藤岳予定候補の勝利にむかって全力を尽くす決意です。