改選数3の参院埼玉選挙区では、日本共産党の伊藤岳候補と自民、公明、民進の現職などが激しく争っています。伊藤候補は2日、上尾、桶川、北本、鴻巣の各市、伊奈町の駅頭や団地などで訴えました。
伊藤候補は、安倍晋三首相が埼玉入りした際に、野党共闘を「無責任だ」と攻撃したことに触れ、「自衛隊員の命をアメリカに差し出そうとしている安倍首相こそ無責任だ」と批判。税金の集め方や使い方を転換し、賃上げや、保育所・特別養護老人ホームの待機者解消をすすめるとのべ、「比例では共産党を大きく伸ばし、選挙区では埼玉から自民、公明を少数に追い込みましょう」と訴えました。
バスの中や団地の中から声援を送る人の姿が見られました。
上尾市で訴えを聞いた女性(77)は「自民党は政治と金の問題で不信感がある。税金をむだ遣いせず、福祉に使ってほしいから、共産党に頑張ってほしい」と話しました。(2016年8月3日付「しんぶん赤旗」より)