基地の戦争準備止めたい 埼玉・入間市長選 石田氏が決意

埼玉県入間市長選(16日告示、23日投票)への立候補を表明した、日本共産党の石田よしお氏(70)=新=は12日の会見で、「航空自衛隊入間基地(入間市、狭山市)で進む戦争法の具体化を止めたい」と訴えました。

石田氏は、入間基地へのC2輸送機配備やジェット燃料施設の更新建設、隣接する留保地への自衛隊病院建設問題などをあげ、「入間基地では戦争へ踏み出すための準備が進められている。現市長は防衛省といっしょに進めている。市民の安全を最優先にする立ち場で、徹底的に追及したい」と述べました。

また、国民健康保険税を引き上げ、シルバータクシー券をなくそうとする現市政を批判し、高齢者が安心して暮らせる市政に転換するとともに、学校給食費の無料化など子育て施策も充実すると訴えました。

市長選には、現職の田中龍夫氏(64)が立候補を表明しています。

(2016年10月14日「しんぶん赤旗」より)