埼玉県川口市の「政治転換を追求する川口市民連合」と「戦争法廃止を求めるオール川口実行委員会」は19日、川口から野党共闘を進め、安倍政権を倒そうと3野党合同宣伝を行いました。
衆院埼玉2区への立候補を表明する日本共産党の平川みちや候補、民進党県議の菅克己氏と、社民党川口総支部の中山茂代表(元鳩ケ谷市議)がスピーチ。JR川口駅前には3野党の旗が並び、集まった市民らは「憲法を守れ」「安倍政権退陣」などと書かれたプラカードを手に、3氏のスピーチに声援を送りました。
平川氏は、国民の声を無視して悪政を進める安倍政権を批判し「『国民の暮らしに密着し、現場の声を大切にする』という共通の基盤がある限り、この共闘は揺らぐことはありません」と訴えました。
菅氏は、県議会でも共産党や社民党とともに街頭に立つなど連携が始まっていると紹介し「みなさんが後押ししてくださることに自信を持ち、この場所を、政治を変えるスタートにしたい」と語りました。
中山氏は「3党の合同宣伝は『戦争できる国にしない』という大きな目標のもとに実現しました。衆院選での野党共闘勝利へ頑張りたい」と述べました。
市民連合の米田(まいだ)務代表、戦争させない川口1000人委員会、安保関連法に反対するママの会@川口の代表もスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」1月20日付)