衆院埼玉10区(東松山市、坂戸市、鶴ヶ島市、吉見町、川島町、滑川町、嵐山町、ときがわ町、鳩山町)で「海外で戦争する国」づくりに反対し、野党共闘を実現しようと18日、川島町で「安保法制を廃止し、立憲主義を回復する埼玉10区市民の会」の結成総会が開かれ、会場いっぱいの480人が参加しました。
野党各党の代表があいさつしました。日本共産党は、清水正之衆院埼玉10区候補が「きたる解散・総選挙でも、この10区でも、市民と野党の共闘を前進させて、安倍自公政権とその補完勢力を少数に追い込みましょう」と強調しました。
自由党は、県連代表の松崎哲久元衆院議員が「埼玉10区では、野党が共闘すれば自民党を恐れることはありません。野党共闘実現をめざして、みなさんと一緒に頑張ります」と表明。民進党は坂本祐之輔衆院議員秘書が出席し、坂本氏のメッセージを代読。社民党は佐藤征治郎県連代表がメッセージを寄せました。
元外務省国際情報室長の孫崎享氏が日本の安全保障について講演し、トランプ米政権が世界中から批判されるなか、米国追随の姿勢を崩さない安倍政権を批判。「紛争などを、軍事的に解決する道はない。外交によって対立を防いでいくべきだ」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2月21日付より)