埼玉県入間市の日本共産党市委員会は19日、市議選(3月5日告示・12日投票、定数22)で、安道よし子(60)、吉沢かつら(40)、小出わたる(54)=以上現=、佐藤ただし(57)=新=の4候補の勝利をめざして演説会を開きました。
4候補は、田中龍夫市長が、シルバーパス券の来年度廃止など福祉切り捨てを行う一方で、事業費82億円の市庁舎建て替えをトップダウンで進めていると批判。また、航空自衛隊入間基地の拡張計画を国言いなりに認めたと批判し「市民の命と暮らしを守る市政への転換が必要だ」と訴えました。
4候補は、市民と共同して実現した中学卒業までの医療費無料化や来年夏から小中学校エアコン稼働などの実績を語り、市議選で、国民健康保険税や介護保険料の引き下げ、学校給食費の半額補助、自衛隊入間基地拡張計画のストップなどの公約を掲げて、前回獲得の4議席確保に全力をあげる決意を表明しました。
塩川鉄也衆院議員(北関東比例候補)が講演し、「市民と野党の共闘」を前進させ、市民と力を合わせて要求を実現する4人の共産党市議団の役割を強調。「安倍暴走政治ノー、市民の暮らしを守れの願いを共産党に託してほしい」と呼びかけました。
神田三春衆院埼玉9区候補があいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2月22日付より)