憲法改悪をストップさせようと、埼玉憲法会議-は16日、さいたま市で「憲法運動交流会」を開き、70人が参加しました。
日本共産党の梅村さえこ衆院議員が国会報告。「森友学園」問題や南スーダンPKO日報問題など、安倍政権を揺るがす事態が相次いでいる状況を語り、「国民世論と運動で追い詰められる中、安倍首相は改憲の動きをいっそう強めている」と指摘。改憲勢力が国会の3分の2の議席を占めている今のうちに改憲の発議をしようと狙っていると述べました。
梅村氏は、安倍内閣が勝手な解釈で集団的自衛権行使を合憲とする「閣議決定」をしたことを機に、立憲主義や民主主義が崩れてしまったと述べ、「国民に政治を取り戻すには安倍政権を倒すしかない」と強調しました。
交流では、「独自の憲法パンフで『1万人学習会』を開いている」(埼玉土建)などの取り組みや、小選挙区を単位に野克共闘を進める「地域連絡会」の活動が報告されました。
憲法会議の高橋信一事務局長があいさつしました。
(「しんぶん赤旗」3月22日付より)