21日投票の、さいたまに市長選(立候補3人)で、「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお候補(64)=無所属新、日本共産党推薦=は9日、無所属の吉田一郎市議とともに同市北区で宣伝しました。
前島氏は、安倍政権が「共謀罪」法案などで日本を戦前に戻そうとしていると批判し「国の悪政にノーと言わずに追随する市政を、どうしても変えたい」と強調。現市政が進める大型開発やビッグイベントの見直しを主張し「高齢者福祉や子育てなど、市民本位のお金の使い方が必要です。みなさんと一緒に『あったかい市政』をつくりますと訴えました。
吉田氏は、国際自転車競技大会や国際マラソンなどのピッグイベントに多額の税金を投入し、採算面に不安がある地下鉄7号線の延伸計画を推進する現市政を批判。「イベントや地下鉄計画の見直しを掲げる前島さんに、期待しています」と述べました。
(「しんぶん赤旗」5月12日付より)