参院選挙区候補駆ける、埼玉・伊藤岳候補、命輝く社会実現へ (しんぶん赤旗首都圏版)
「『憲法を守り生かし、命輝く社会実現へ』が私の政治の原点です」。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補は、7月の参院選での比例候補5氏の全員当選とともに、「選挙区でも勝利して必ず国会に駆け上がり、県民の願いを国政へ届ける」と連日奮闘しています。
7日は県女性後援会のキャラバン宣伝で、川越、大宮、上尾、熊谷の各駅を駆け巡りました。各地で女性らが応援のマイクを握り、大宮駅ではカエルの着ぐるみも登場し、にぎやかに宣伝しました。
「憲法を暮らしの隅々に生かしたい」と語った伊藤候補。その1例として、さいたま市では今年、1673人(1次選考)の子どもが認可保育所に入れず、父母らは認可施設に入れなかった時のために平均3万円の予約金を払い、無認可施設を複数予約するなど、過酷な「保活」(保育所探し)をしている実態を紹介しました。
その上で、力を込めて訴えました。「保育所には『待機児童』、特別養護老人ホームには『待機者』という言葉が存在すること自体、(社会福祉増進の国の責務を定めた)憲法の精神に反するのではないか。子育て、介護で『待機』という言葉をなくすまでがんばり抜きたい」。
上尾駅前で訴えを聞いた19歳の男性は、参院選を前に20歳の誕生日をむかえます。「共産党のホームページも見ている。大企業の内部留保活用や増税反対などを一貫して言っていて、ぶれない党だと思う」と話しました。
日本共産党以外の政党は政党助成金・企業献金を受け取り、国民に目が向いていないと批判した伊藤候補。訴えの最後に、こう呼びかけました。
「政党助成金も企業献金も受け取らない日本共産党だからこそ、まっとうな政治の扉を開くことができます」