昨年の10.5全国青年大集会に参加した青年を中心に集会後も交流を深めようと、2月8日「埼玉北部青年雇用集会」を開催。集会には、保育や福祉、建設、学生などの分野から26人が参加しました。
労働者派遣法の学習では、講師から「大企業の『赤字』論にまどわされないように。内部留保をはきだせという取り組みが求められている」と呼びかけられました。
その後、それぞれの「働く現場から」実態を出し合いました。
*保育分野「働き始めて5年。うまくいかなくて落ち込むこともあるが、やりがいがある。職場から同僚が去っていく姿をみてきた。原因は給料の低さ。自立したいと考えているが、あきらめざるをえない。保育予算の拡充を求めてがんばっていきたい」
*建設分野「建設業は最悪の状態になっている。仕事がかなり減り、単価の切り下げも続いている。”住”を担う産業なのに若い人がいない」
*福祉分野「障害者自立支援法ができてから大変。作業所の利用者の給料よりも利用料のほうが高い。給料も低く、正職員でも年収200万に届かない。米軍への思いやり予算よりも福祉にまわしてほしい」
などなど、切実な声が出されました。
(北部青年ブログより抜粋)