原発ゼロしかない さいたま市 市民がデモ行進

デモ行進する参加者。先頭は伊藤氏=2013年6月22日、さいたま市

デモ行進する参加者。先頭は伊藤氏=2013年6月22日、さいたま市

さいたま市中央区で22日、「原発さよならデモ」が行われ、約80人が参加しました。有志の呼びかけで毎月、県内各地で実施しているもので、今回が20回目です。

参加者は「原発反対」を訴えながら、JR与野駅前から東京電力さいたま支社前までの約3㌔をデモ行進。東電支社前では「東電は原発事故の責任を取れ」「原発をやめろ」などと訴えました。デモの列に向かってマンションの上階から住民が手を振る姿もありました。

日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。伊藤氏はデモ参加の呼びかけのなかで、国の原子力規制委員会が定めた原発の「新規制基準」について「安全にも規制にもならない」と批判。「福島原発は事故の収束のめどすら立っていない。原発はただちにゼロしかない」と語りました。(しんぶん赤旗首都圏版)