公約実現進める 伊藤岳

政治を動かしていくと決意を語る(左から)辻、塩川、伊藤の各氏=2013年7月22日、さいたま市

政治を動かしていくと決意を語る(左から)辻、塩川、伊藤の各氏=2013年7月22日、さいたま市

参院埼玉選挙区をたたかった日本共産党の伊藤岳氏は、22日夕方、さいたま市の浦和駅西口でマイクを握り、「議席には及びませんでしたが、政治を変えてほしいという熱い思いを受け止め、公約実現のために運動を進めていきます」と訴えました。アベノミクス、憲法、原発など、国民との矛盾がするどく問われる問題で、自民党政治と正面から対決し、抜本的対案を示して国民の願いに応えていくと語りました。

参院比例代表をたたかった辻源巳氏も訴えました。

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塩川鉄也衆院議員は、非改選を含め共産党が11議席を獲得できたことで大きな力を発揮できると述べ、「国民の声を届け、政治を動かしていく」と訴えました。

通りかかった人が「頑張ったね」「惜しかった」などと伊藤氏を激励。市内の女性(82)は「年金を減らして、法人税は減税するなんておかしい」と、共産党に期待を寄せました。

埼玉選挙区(改選数3)は自民党現職、公明党新人、みんなの党現職が当選し、民主党現職が落選しました。伊藤氏は5位。35万3594票(得票率12.03%)を獲得し、前回2010年参院選から得票を1.7倍に増やしました。