秘密保護法の撤廃を目指す「スタート集会」が22日、さいたま市のさいたま共済会館で開かれ、会場いっぱいの260人が参加しました。同法の撤廃を求める「埼玉の会」の主催。
日本共産党の仁比聡平参院議員が、同法をめぐる昨年の臨時国会での論戦を紹介しました。
自公与党が法案採決を強行したことについて「審議するほどに憲法違反の本質があらわになったからだ」と述べ、国民多数の反対の声が安倍政権と与党を追い詰めたと指摘します。
法案反対のたたかいが「憲法に育まれてきた、国民の民主主義の力をきっぱり示した」と述べ、24日開会の通常国会で、国民的なたたかいと結んで同法廃止に奮闘する決意を語りました。
参院国家安全保障特別委員会が、さいたま市で実施した地方公聴会で、法案反対の後述をした山崎徹弁護士は、秘密保護法ほど幅広い層の国民が反対の声を上げたことはなかったと指摘。「平和、人権、民主主義の問題と結びつけて、廃止に向けた世論と運動を大きくしよう」と呼びかけました。
集会では、同法撤廃に向けて学習会や宣伝、署名、国会議員要請に取り組むことや24日の国会包囲行動に参加することなどを確認しました。(赤旗2014年1月24日付より)