埼玉県議補選南2区(川口市、定数2)は21日告示(3月2日投票)されます。日本共産党はおくだ智子候補(45)=新=の当選で、現有2からの議席増をめざします。
県議補選はおくだ氏のほか、自民党前市議やみんなの党元県議ら合計4人が立候補を表明。安倍政権の暴走を許さず、くらし優先の県政をめざす日本共産党が自民党とその補完勢力と対決する選挙戦となる見込みです。
県議会でも自民党の暴走が目立ち、文教委員会では、自民党委員らが県立高校の教科書採択や修学旅行を攻撃し、校長呼び出しや生徒の感想文提出など、教育への政治的介入を行ってきました。
党県議団はこれらの暴走政治と対決し、対案を示して幅広い県民との共同で県民の切実な願いを実現させるために全力をあげてきました。教育への政治的介入にはそのつど抗議し、教育の自主性を尊重するよう繰り返し要求してきました。
昨年県内で起きた竜巻被害の対策では、被害者の声をもとに県独自の被災者生活再建支援制度を提案し、制度創設が決まりました。
くらしや福祉を切り捨てる上田清司知事の県政に対しても、県立小児医療センターの現在地存続など住民とともに求めてきました。
6歳の男の子を子育て中のおくだ氏は、子ども医療費県費助成を中学卒業まで拡大、少人数学級の実施などの子育て施策、重度心身障害者医療助成の改悪阻止、特別養護老人ホームの増設などを公約。旧鳩ヶ谷市議4期の経験を生かし、「安倍政権の暴走にストップをかけ、県民のくらし・福祉第一の県政を実現するためにがんばりぬきます」と訴えています。(赤旗2014年2月20日付より)