紙議員、おくだ候補応援
埼玉県議補選南2区(川口市、定数2、立候補3人)は2日、大激戦のまま投票日を迎えます。日本共産党のおくだ智子候補(45)=新=の当選で議席増をと全力をあげています。
2月27日は紙智子参院議員を迎え、JR川口駅東口で街頭演説。おくだ氏は、子ども医療費無料化制度の年齢拡充や認可保育所の増設、少人数学級などは、県が県民の立場に立ち、予算を増やすなどすれば実現できると主張。「暮らしの声を必ず県政に届けます。大激戦を何としても勝ち抜かせてください」と訴えました。
紙氏は、竜巻被害などを受けて県独自の被災者生活再建支援制度の創設が決まるなど、現在2人でも積極的に提案し、県民と共同して願いを実現してきた党県議団の実績を強調しました。国民生活と、日本の平和と民主主義を危機におとしいれる安倍政権の動きを厳しく批判。国政でも県政でも安倍政権と対決できるのは日本共産党だけだと述べ、「県民の暮らしを守るためにおくださんを何としても県議会に送り、埼玉から安倍政権の暴走に審判を下しましょう」と呼びかけました。
演説を聞いた市民は「おくださんの話は具体的でわかりやすい。子育てをしてきたので、子どもたちや先生たちのためにも少人数学級を実現してほしい」と話しました。
候補者を立てている自民党とみんなの党も議席獲得に懸命です。みんなの党は26日、渡辺喜美代表が街頭演説し「みんなの党はなんでも反対の共産党とは違う」と共産党を攻撃しました。
「だったら共産党だ」
安倍政権の暴走対決に共感
埼玉県議補選(2日投票)は、安倍政権が消費税増税や原発再稼働、秘密保護法の強行、立憲主義破壊など国内外の批判も無視して政治の暴走をエスカレートさせるなかでたたかわれています。
同補選に立候補している3人の候補者のなかで、安倍政権の暴走にストップをかけると公約しているのは、日本共産党のおくだ智子候補だけです。おくだ候補の訴えには「安倍政権は本当にひどい」「この3党だったら共産党だ」など共感と期待が広がっています。
日本共産党は安倍政権など自民党政治ときっぱり対決。消費税増税に頼らない経済提言など建設的な対案を示し、幅広い国民との共同を広げて暴走政治に歯止めをかけると主張しています。じっさい、秘密保護法反対では他党県議らと共同行動にも取り組みました。
日本共産党のおくだ候補への一票は、安倍政権の暴走政治に歯止めをかける確かな一票です。
一方、自民党の候補者は、安倍政権の閣僚が応援に入るなど安倍政権の暴走を推進する立場です。自民党は、県議会でも文教委員会で教育現場への執ような政治的介入を行うなど安倍政権顔負けの暴走を繰り返しています。
みんなの党は、渡辺喜美代表が国会の代表質問で、安倍首相の政策協議の呼びかけに「真摯(しんし)かつ柔軟な協力を惜しまない」と約束。安倍政権の暴走政治の応援団を買って出ています。
自民党や、みんなの党の候補者への一票は、安倍政権の暴走政治に拍車をかける一票です。(赤旗2014年3月1日付より)