日本共産党埼玉西部東地区委員会は20日、市田忠義副委員長・参院議員を迎え新座市民会館で演説会を開きました。開場は参加者でいっぱいになりました。
市田氏は、集団的自衛権の行使容認や消費税増税、原発再稼働などを推し進める安倍政権の暴走政治を「見通しも持たない、あとは野となれ山となれという暴走」と批判。「日本共産党は亡国の政治と対決し、日本の未来と国民に責任を負う新しい政治への展望を示し、みなさんと力を合わせて安倍内閣打倒に全力をあげます」と語りました。
市田氏は、日本共産党が、日本の前途を指し示す確かな綱領を持っていること、92年間、国民の立場で頑張り抜いてきた不屈の党であること、自主独立の草の根の組織を持っていることなどの特徴を挙げ「日本が戦争か平和かの岐路に立つなか、入党して一緒にたたかいましょう」と呼びかけました。
来年のいっせい地方選に挑む石島よう子県議候補(南18区=新座市、定数2)、和光、ふじみ野の両市と三芳町の各議員候補が決意表明し、伊藤岳参院埼玉選挙区候補があいさつしました。
和光市の学童指導員の男性(52)は「反動政治が強まり不安でしたが、講演を聞き、安倍政権を追い込んでいるのは国民だということに確信が持てました。あきらめずに頑張りたい」と話しました。(赤旗2014年7月21日付より)