埼玉県上尾市議選(12月6日投票)で、5候補全員当選と2議席増をめざす日本共産党は30日、JR上尾駅前で梅村さえこ衆院議員を迎えた街頭演説を行いました。かすや珠紀(41)、秋山もえ(39)、平田みち子(59)=以上現=、新藤たか子(60)、池田たつお(68)=以上新=の5候補がそろって訴えました。
5候補はそれぞれ、「消費税増税で暮らしは大変に。保育所を増やし、在宅での子育てもサポートします」(かすや)、「安倍独裁政治による戦争法強行は許せません。何としても廃止させます」(秋山)、「共産党と市民の運動で水道料金を値下げできました。5人の市議団で今度は国民健康保険税引き下げを」(平田)、「戦争法廃止、介護保険をよくしてほしいという願いに応えて頑張ります」(新藤)、「市には40億円のため込み金があり、市民要望に十分応えられます。5人の市議団のパワーで要求実現をさらに」(池田)と訴えました。
梅村氏は「負担増、市民サービスカットをする市政に共産党5人の勝利で審判を。上尾から戦争法廃止・国民連合政府実現のうねりを起こしましょう」と語りました。
市議選は定数30に対し、共産5、公明5、民主3、無所属20の計33人が立候補し、少数激戦の様相です。各陣営の告示第一声では、自民や公明、民主党の国会議員や県議らが続々と応援。公明党の国会議員は「(戦争法は)戦争を抑止するためのもの。共産党は戦争になると言っているが脅しだ」と反共攻撃に躍起になっています。
共産党と後援会は、市内くまなく政策を訴え、対話・支持拡大目標をやりきって全員当選を勝ちとろうと全力をあげています。
(しんぶん赤旗2015年12月1日付より)