日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補を自主的に応援する「G9(がく)サポ+No War」の事務所「G9サポーターズ・ステーション」が14日、さいたま市浦和区にオープンしました。
オープニングイベントには60人が参加し、交流やミニライブ、伊藤候補と反貧困ネットワーク埼玉の高野昭博さんとの対談を行いました。
高野さんは、年収1000万円台の生活から親の介護をきっかけに失業、路上生活へと転落していった体験を語りました。また、生活保護制度を知らせない、申請させないようにしている行政を批判しました。
伊藤候補は、誰でもさまざまなきっかけで貧困に陥る可能性があり、貧困問題の解決へ雇用や社会保障、教育など総合的に拡充する必要があると強調しました。
参加した女性(36)は「派遣社員の自分もいつ切られるかわかりません。やはり社会を変えなくてはと、ここに集まったみんなが思っているはずです。そのために伊藤岳さんを勝たせたい」と話しました。
G9サポではSNSを使った情報発信や宣伝などを行い、ステーションでは学習会や映画会などを開いていく予定です。
(しんぶん赤旗2016年2月16日付より)