日本共産党衆院北関東比例候補の4氏が24日、さいたま市のJR浦和駅前でそろって街頭演説し、次期総選挙での野党共闘の前進と共産党の躍進で、民意に背を向けて悪法をごり押しする安倍政権を打倒しようと訴えました。
塩川鉄也衆院議員は、自民・公明与党と維新が、環太平洋連携協定(TPP)承認・関連法、カジノ解禁法、年金カット法を次々と強行可決したことを厳しく批判。こうした国民の反対や慎重審議を求める世論を無視した暴走は「安倍政権が国民の声と力を怖れていることを示すものだ」と指摘し、安倍政権を倒し、希望ある政治をつくるために「野党共闘の前進と共産党の躍進に力を貸してほしい」と訴えました。
梅村さえこ衆院議員(埼玉15区重複)は、国民の運動と共産党の議席増が政治を変える大きな力になっていると強調。「国民のたたかいを、暮らしでも平和・民主主義の問題でも大きく広げ、安倍暴走政治にピリオドを打ち、市民と野党で新しい政治をつくりだそう」と力を込めました。
大内くみ子候補(茨木1区重複)は、「東海第2原発(茨木県東海村)の再稼働を許さないために力を合わせて頑張る」と語り、小池一徳候補(栃木2区重複)は、税金の使い方を社会保障優先に切り替えると語り「返済不要の奨学金制度実現へ全力をあげる」と訴えました。
多くの市民が足を止め、拍手や声援を送りました。高松久美子さん=蕨市=は「共産党の主張は筋が通り、素晴らしいと思います。実現のためには野党が共闘して自民党を倒さないといけません。市民が地方からも共闘を盛り上げていきたい」と話しました。
とばめぐみ=埼玉1区=、平川みちや=同2区=、山本ゆう子=同5区の3小選挙区候補も話しました。
(「しんぶん赤旗」12月25日付より)