公正な税制実現へ頑張る
昨年は衆院北海道5区補選の応援や、夏の参院選での群馬、栃木の野党統一候補勝利のたたかいに参加する中で、歴史がぐんぐん前に動いていることを、身をもって実感した1年でした。
私自身、初めて経験する他党議員や連合、これまでご一緒したことのない個人や団体との宣伝行動との宣伝行動などは、政治家として一段と成長が求められる一瞬、一瞬でした。そして、その経験と燃えるような市民の安倍政権打倒の願いの渦が、埼玉15区でたたかう決意をさせてくれました。
参院選後も、栃木では県知事選で、知事候補の小林年治・共産党県委員長を社民党と新社会党が推薦、緑の党が支持し、「放射線指定廃棄物処分場」計画のある塩谷町では小林さんが30%の票を得る大健闘をしました。
知事選の応援に行くと、他の野党や市民団体の方が「参院選で、共産党は野党共闘のために誠実に頑張ってくれた」「災害やLRT(次世代型路面電車)問題を国会で追及してくれた」と訴えておられ、感動しました。
国会では昨年2月の予算員会で、政府が消費税を10%増税を17年4月から実施しようとしていたことを追及し、「消費税をなくす会」で27年間運動を続けてきた思いの丈をぶつけて、増税中止を求めました。安倍政権の2度にわたる増税延期は行き詰まりを示すものです。同時に19年10月からの10%引き上げを可決したことは許せません。
消費税に頼らない公正な税制の実現へ頑張ります。
一昨年の茨木県や栃木県の豪雨災害を繰り返し国会で追及し、住民のみなさんとともに国や自治体と交渉し、支援策が一部実現しました。しかし、いまだ苦しみが続いており、解決へ引き続き力を注ぎます。
臨時国会終盤のカジノ解禁推進法の強行など目の当たりにし、安倍政権は倒すしかないとの思いをますます強くして新年を迎えました。2017年を新しい歴史の扉を開く年にするため、全力で頑張ります。
(「しんぶん赤旗」1月8日付より)