埼玉県桶川市議補選(定数1)は9日、告示(16日投票)されます。日本共産党は党市委員長の星野のりじ氏(77)を擁立し、現有2議席から市議会の三つの常任委員会すべて委員を置ける3議席をめざします。
星野氏は、現市政について、市役所庁舎建て替えや旧日本軍飛行学校跡地の整備、道の駅建設、坂田地区保留地開発など大型事業に多額の予算をつぎ込む一方で、福祉や教育の充実など市民の要求に応えていないと指摘。安倍政権による福祉、医療、介護の改悪から市民を守る市政への転換が求められていると主張しています。
星野氏は、共産党が議席を増やせば国政も市政も動かす確かな力になると強調。「国の悪政の荒波から暮らしを守る防波堤となり、市民が主人公の市政を実現するため全力をあげます」と訴え、▽18歳までの医療費無料化▽保育所・学校給食の無料化▽小中学校での30人学級実施▽循環バスの運行改善と高齢者無料化▽国民健康保険税、介護保険料の引き下げなどの公約を掲げています。
市議選は、星野氏を含め3~4人が立候補する見込みです。
(「しんぶん赤旗」4月8日付より)