さいたま市長選が7日告示(21日投票)され、「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお氏(64)=無所属新、日本共産党推薦が立候補し、「市民とともに暮らし・福祉優先の『あったかシティさいたま』をつくると訴えました。
他に現職の清水勇人氏(55)、元自民党衆院議員の中森福代氏(67)=いずれも無所属=が立候補し、現新3人のたたかいです。
前島候補は大型開発とビッグイベント優先の現市政を批判し「椀金の使い方を市民本位に変えて、高すぎ税や公共料金を下げ、保育所や介護施設を増設する」と強調。教員として37年間働き、労働組合運動に取げり組む中で、国の悪政などによって貧困と格差が広がり、労働者が過労死などで苦しめられている実態を告発し、「さいたま市から、安倍政治ノーの声を」と訴えました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員が駆け付け、安部首相が憲法9条改定を狙っていることを批判。「海外で殺し殺される自衛隊を生み出さないために、前島さんの当選を」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」5月9日付より)