衆院埼玉12区(熊谷市=旧江南町除く=、行田市、羽生市、加須市、鴻巣市旧川里町)で市民と野党の共闘を進めようと、「安保法制を廃止し、立憲主義を回復する埼玉12区の会」は9日、行田市で市民集会を開き、400人が参加しました。
主催者あいさつで酒巻圭一共同代表は、自民党が大敗した東京都議選の結果に触れ「政策課題を明確に掲げ、市民と野党が受け皿をつくることが安倍政権に対時(たいじ)するために必要です」と指摘し、同区で野党共闘を促達する決意を述べました。
野党4党の地域代表があいさつし、日本共産党の林ひでひろ12区候補は、国連会議で採択された核兵器禁止条約に安倍政権が背を向けていると批判。「世界の流れに逆行する安倍政権を、市民と野党の共同の力で打ち倒そう」と訴えました。
民進党の森田俊和12区候補、自由党の松崎哲久県連代表、社民党の川田博熊谷総支部幹・事長もそれぞれあいさつしました。
自由党の森ゆうこ参院議員が講演し、昨年の参院選や新潟知事選での野党共闘の経験を語りながら、安倍政権を打倒するためには、野党統一候補の実現が必要だと力説しました。
(「しんぶん赤旗」7月12日付より)