埼玉県川島町の住民団体「川島町の将来を考える会」の岡部巌代表は12日、町役場庁舎の建て替え計画の是非を問う住民投票条例の制定を求めて、高田康男町長に本請求しました。
請求の有効署名数は5035人分で、請求に必要な有権者の50分の1の14倍、有権者の約3割にあたります。
新庁舎の建設費は約26億円で、展望ホールや吹き抜け構造の広い待合スペース、曲面の壁などが無駄な設計だとして批判を浴びています。また、建設場所についても、さまざまな意見があります。
請求は、計画の内容や進め方が住民に十分説明されていないと指摘し、住民投票で是非を問うよう求めています。
町長は14日に町議会を招集し、条例案を提出する予定です。(赤旗2014年5月13日付より)