県との土地交換可決 さいたま市議会で全会一致

さいたま市議会市民生活委員会は4日、大宮区役所の移転に伴う県との土地交換にかかる議案を全会一致で可決しました。

条例案は、耐震面から建て替えが求められている現在地の大宮区役所を県大宮合同庁舎の敷地に移転するため、現区役所分庁舎の敷地と土地交換を行うもの。差額は市が県に支払うとしています。

日本共産党の久保美樹委員が賛成討論し、大宮区役所は耐震化されておらず、職員や市民の命を守るために移転が必要だと主張。一方で、「新区役所は大宮駅東口の再開発とともに豪華なものにするのではなく、必要最小限のものにするべきだ」と求めました。

土地交換の議案は、7日の県議会総務県民生活委員会でも全会一致で可決されました。(赤旗2014年7月8日付より)