埼玉県滑川町議会はこのほど、「集団的自衛権行使を容認するような閣議決定の撤回を求める意見書」を賛成多数で可決しました。日本共産党は賛成し、反対は公明党のみでした。
意見書は、2度の世界大戦で世界中が未曾有の犠牲を払ったなかで、戦争の放棄をうたった憲法が実現したのは日本だけだと指摘。「今こそ、無理な解釈をして、拙速に武力行使を容認するような閣議決定をするのではなく、戦争の放棄を謳(うた)った世界で唯一無二の平和憲法を広く世界中に広める」ことが必要だと表明しています。(赤旗2014年10月18日付より)