埼玉県川口市で26日、「原発さよならデモ@川口」が行われ、120人が参加しました。ツイッターなどで呼びかけ合った市民が、ほぼ毎月1回、県内各地で行っているデモです。
デモは、JR川口駅前を出て、駅前の商店街や住宅街のそばを通り、出発地点に戻るコース。参加者は、思い思いのプラカードや横断幕を掲げて「原発再稼働反対」などと唱和しました。
原発の是非を問う住民投票を実施する条例の制定を県に求める署名も呼びかけました。
ハロウィーンの衣装を着て行進した前田拓志さん(35)=川口市、会計事務所職員=は「原発を動かさなくてもやっていけています。(原発が生み出す)利益と子どもたちの未来をてんびんにかけたなら、原発を止める方に努力すべきです」と話しました。
日本共産党の村岡正嗣、奥田智子両県議と伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加し、デモ前の交流で村岡氏は「国民は原発を望んでいない。原発をなくすまで声をあげ続ける」と語りました。(赤旗2014年10月31日付より)