埼玉県蕨(わらび)市議会定例会が17日開会し、無投票で3選を果たした頼高英雄市長が就任あいさつをしました。
頼高市長は、市長選の結果について、2期8年間、市民とともに進めてきた「あったか市政」が評価された表れと述べ、「引き続き市民との直接の対話・ふれあいを原点にしつつ、蕨のさらなる発展に向けて全力を尽くす」と表明しました。
3期目に進める「安全・安心」「にぎわいのあるまち」「みんなにあたたかくすみやすいまち」の三つのビジョンに基づき、公共施設の耐震化などの防災対策や教育環境の整備、子育て・介護支援などを進めていくと語りました。
市政報告では、3期目のマニフェストに掲げた認可保育園の増設について、秋に1園開設し、来年4月にも2園開設する予定で、これにより2007年の市長就任から認可保育園が5園から12園に、定員が600人から1108人に増えると述べました。
市議会には、条例案1件、補正予算案1件、人事案3件など7議案を提出しました。補正予算には認可保育園の整備費などが盛り込まれています。
(しんぶん赤旗2015年6月18日付より)