埼玉県蕨(わらび)市議会定例会が30日閉会しました。今議会では、頼高英雄市長が提出した条例案、補正予算案、2014年度決算認定など19議案が可決・承認・同意され、このうち決算認定の9議案は全会一致で承認されました。
蕨市では14年度、市民の暮らしが圧迫される中、市として就学援助の要件緩和や、国民健康保険税を引き続き低い水準に抑えるなど、暮らしを守るための施策を行ってきました。
補正予算には、子育て世代の定住促進施策の「三世代ふれあい家族住宅取得支援事業」の事業費が盛り込まれています。同事業は、親世帯と同居・近居するために住宅を建て替え・取得した子世帯に助成するもので、10月1日から施行されます。
(しんぶん赤旗2015年10月1日付より)