改選数3の参院埼玉選挙区で、当落線上の大接戦を争う日本共産党の伊藤岳候補は7日、久喜、幸手、蓮田、白岡の各市、宮代町で訴えました。吉良よし子参院議員、医師の本田宏さんらが応援のマイクを握りました。
戦争法反対や野党共闘を求める市民団体、伊藤候補を応援する市民勝手連「G9サポーターズ」のメンバーらも駆けつけ、伊藤候補に声援を送りました。車の中から手を振る人や、「頑張ってください」と声援を送る高校生の姿がありました。
伊藤候補は、野党共闘を「むせ金だ」と攻撃する安倍晋三首相に対し「専守防衛のため入隊した自衛隊員を、海外の戦争に差し出そうとしている安倍首相こそ無責任」と批判。「負けられないたたかいです。比例で共産党を大きく伸ばし、埼玉から自民・公明を少数に追い込み、希望への道を開きましょう。何としても押し上げてください」と、気迫を込めて訴えました。
戦争法などに反対する市民団体「肉球新党 猫の生活が第一」の男性(56)は、ネコの写真に「我が輩は戦争法制に反対である」と書かれたプラカードを掲げて演説を聞き、「埼玉で憲法を守るとハッキリ言っているのは伊藤さんだけ。だから応援しています」と語りました。(2016年7月8日付「しんぶん赤旗」より)