23日投開票された埼玉県入間市長選(立候補2人)で、日本共産党の石田芳夫氏(70)=新=は、9387票(得票率22.84%)を得て健闘しましたが、及びませんでした。当選は現職の田中龍夫氏(64)=自民党、公明党推薦=。
石田氏は、田中市長が安倍政権と一緒に進める航空自衛隊入間基地(入間市、狭山市)の拡張計画にストップをかけ、「市民の暮らしと憲法を守る市政の実現を」と訴えてたたかいました。
無所属元市議がマイクを握ったり、自民党支持という男性から「最近の安倍政権のやり方は許せない。安倍政権を倒すために共産党に入れる」との声が寄せられたりと、幅広い市民の石田氏への期待と共感が広がりました。
石田氏の得票は、今年7月の参院選で共産党が獲得した比例票を、500票以上上回りました。
選挙結果を受けて、石田氏と共産党市委員会は、「今後も公約実現へ全力をあげる」としています。
(2016年10月25日付「しんぶん赤旗」より)