20日に開かれた「安保法制の発動許すな!入間基地拡張ストップ!緑の森を守ろう!11.20埼玉県集会」。参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員がゲストスピーチ、4野党代表のあいさつやメッセージに、会場の彩の森入間公園は3000人を超える参加者の熱気に包まれました。
参加者は集会後、2コースに分かれてパレード。「基地はいらない」「戦争いらない」のコールに、沿道の親子や学校のグランドの男子学生が手を振りました。
地元の入間市から参加した松村邦実郁美さん(58)は、集会で基地を拡張してつくろうとしている自衛隊病院が、憲法違反の海外派兵のためだとされたことに対し「自衛隊員が戦争で心も体も傷ついて戻ってくるなんて許せません」と話しました。
所沢市の女性(68)は「最近基地の飛行機の騒音がひどくなり、家のテレビの音が聞こえないこともあるし、夜10時ぐらいに飛ぶこともあって、今までと違うなと感じる。入間基地が戦争の拠点にされるのは困るから、私も動かないと」と参加。「こういう集会に参加するのは初めて」と話す男性(24)=さいたま市=は「自衛隊が海外に行くのは、自衛隊員の家族ひとっては切実な問題だと思います。戦争をする方向にむかうのはよくない」と語りました。
東京都大田区の男性(20)は、インターネットで集会を知り参加。「自衛隊が南スーダンに派遣されたけれど、どう考えても戦地です。南スーダンの現状を認めない安倍さんは許せない」と話しました。
(「しんぶん赤旗」11月22日付より)