日本共産党埼玉県委員会は5日、さいたま市内で第60回県党会議を開き、県内の野党代表が初めて来賓として出席しました。壇上で社民党県連の佐藤征治郎代表、自由党県責任者の松崎哲久元衆院議員があいさつすると、大きな拍手が送られました。会議には、新聞、テレビ7社が取材しました。
佐藤氏は「埼玉県内でも野党が話し合いを進め、何としても共闘を実現したい。社民党は、そのための接着剤になればと思います」と表明。松崎氏は「戦争させてはならないし、平和を守らなければならない。そのためには、選挙で勝たなければならない。みなさんと思いを一つに、野党共闘実現をめざして頑張ります」と語りました。
「みんなのさいたま市をつくる会」の前島英男さいたま市長候補も、「大規模イベントに多額の予算を使いながら、市民の福祉をどんどん削る市政の転換へ頑張ります」とあいさつしました。
荻原初男県委員長が「総合計画」案の提案説明を行い、きたる総選挙で「野党と市民の共闘」の勝利と共産党の躍進へ、比例70万票・得票率20%以上を獲得し、比例北関東ブロックで3議席、小選挙区で初の議席獲得をめざすことや、党建設で2010年代の「党勢倍化」「世代的継承」の目標達成に向って展望を切り開くことなどを訴え、同案は採決されました。
(「しんぶん赤旗」2月8日付より)