米軍横田基地へのオスプレイ配備で市民生活がどうなるか考えようと、埼玉県飯能市の日本共産党市委員会はこのほど、市内で塩川鉄也衆院議員(北関東比例候補)を講師に学習会を開きました。
横田基地には2017年以降、10機のCV22オスプレイを配備する計画があります。飯能市や日高市の上空では、すでに横田基地を飛び立つ戦術輸送機C130が日常的に飛行しており、墜落の危険の高いオスプレイがさらに配備されることに市民の不安が高まっています。
塩川氏は、オスプレイ配備により、横田基地が輸送拠点整備機能に加え、海外展開に対応する特殊作戦部隊の訓練拠点としての機能が強化され、危険な低空飛行や夜間飛行訓練がいっそう行われるようになると指摘。自衛隊も米軍の作戦に組み込まれ安保法制を推進するものだと述べました。
塩川氏は、米軍が市街地上空を横暴勝手に軍事訓練飛行する状況を批判し「沖縄と連帯して米軍基地強化のたくらみを許さないたたかいを進めよう」と訴えました。参加者は、オスプレイ配備反対の議会請願をすることや、基地強化問題の危険性を広く市民に知らせていくことなど、取り組みを交流しました。
(「しんぶん赤旗」2月28日付より)